施策のスピードは海外には勝てない日本

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とにかく革新が速いのが海外企業の特徴だ。技術力は日本も決して負けていないと思うが、モノ作りも、結局は人の感情や情熱がもとになって出来上がる。

自動運転やリニアに関しても、日本人にはノウハウも技術もあっただろう。しかし、はリニアはハイパーループには絶対に抜かれるし、完全自動運転もテスラには確実に先を越される。

しかし、運転をしていて日本車の方が安心と思えてしまうのは、日本の技術力故だと思うが、日本の企業で何社も働いて共通するのは、競合が先を越そうという時に、先を越させる企業が多い。

営業マンとして様々なチャンスがあったが、上司の決裁はNO。勿論、やらないことも戦略のうちだが、先を越させて、予算は未達でを毎月のように繰り返してきた。予算があっても、面倒くさいことはやらない、が日本の特徴だ。決して、戦略的な「やらない経営」ではない。

筆者は、飛行機や車での出張よりも、新幹線での出張が一番好きだ。なぜなら、

  1. セキュリティチェックがない
  2. 当日、チケットを購入して、そのまま指定席に座れる
  3. 移動中に仕事を進められる
  4. 新幹線の席は飛行機より広い

以上の理由で新幹線の方が好きだ。また新幹線の駅は基本的に開けているので、大抵どんな用も足せる。強いて言えば、秋田新幹線は在来を使っているので、到着先に何もないことはよくある。それ以外は、大抵いい駅だ。

もし自動運転が普通になったら、車の形も変わってくるんだろうなと思う。公共の交通機関も自動運転が普通になるだろうし、ゆりかもめとかも無人運転だ。あのような交通機関が増えるのだろうと思う。

特にパンデミックの際に大江戸線の運転手が感染したというニュースがあったが、そのような事態を避けることが出来る。

自家用車や社用車の場合は、いざという時のためにマニュアル運転に運転手はスタンバイしておかなければいけないから仕事は出来ないが、渋滞時のストレス等はかなり軽減できる。

それからかなり期待しているのは、輸送コストだ。最近は、ドライバー不足が深刻な問題になっている。トラックの輸送が自動運転になれば、かなり輸送コストを下げられる。

またバスやタクシーは必ず運転手がいらなくなるだろう。バスの運転は自動になって欲しい。タクシーは、丁寧に接してくれるドライバーが増えたが、バスの運転手は、態度が横柄なのが本当にイライラする。こちらも聞きたくはないが、地元住民ではないから分からない場合は、運転手に聞くことも多い。その時の態度が非常に横柄な場合が多い。

後は、飛行機がもしまだ残り続けるなら、飛行機も自動になれるだろう。

イーロンマスクは、戻ってくるロケットエンジンを何度も失敗しながらも成功させた。特定の場所に着地させることができた実績があるのなら、飛行機も可能だろう。

あと、個人的に一人乗りの自転車に代わる乗り物で、自動運転できる乗り物が出来るといいなと思っている。自動車だと駐車場が必要だが、例えば、家から駅まで行くとか、駐輪場はあるが駐車場はない職場で徒歩で15分の距離のところに数分でつけるような小さな自動車のようなものを誰か開発して欲しい。

正直、アメリカだと都市部のあるNYCやDCとかしか使えないかもしれないが、日本も含め自転車を活用しているアジア諸国であれば、需要がありそうな気もする。

いずれにしても、日本にその技術があっても、

  1. 企業のスピードが遅い
  2. 行政の動きも遅い

この2点において、外国の方が作りそうであるが、現時点で出ていないのなら、需要がそこまでないのかもしれない。でも、確実に同じアイデアを考えている人は既にいるはずなので期待はしたい。