英検とかTOEIC

重要なのは日本だけ

留学時代に経験した本当の話。

 

高校時代に英検を受けて2級が不合格なまま

今に至るので3級までしか持っていません。

 

TOEICは、留学後に米国で受けた1度きりです。

 

留学後に自分の英語の学力は変わったのかどうかを図るため

アメリカの会場でTOEFLを受けに行ったのですが

その前日に、自分のESLの先生に

「明日TOEFLを受けに行きます」

と伝えたら

 

食い気味で

「何でそんなの受けるの?もう大学入っているのに」

と半ば怒っているような言い方で

言われて衝撃を受けました。

 

教授からすると

TOEFLはあくまで留学生がアメリカの大学を受けるときの

語学のレベルを計るためのものであって

大学が求める学力の基礎、考える力

説得する力、論理的に論じる力、ディスカッション能力

には関係ないと考えています。

 

英語はアメリカでは、意思伝達の道具なため

テストされること自体違うと考えている

人も多い。

 

でも、社会人になり、アメリカで就労を経験して

日本に帰国してから外資系を転々とする中で

TOEICの点数を聞かれたことはない。

 

英語のレベルがビジネスレベルが会話レベルかを

自己申告するにとどまる。

 

結局、面接は全て英語になるため

英語で自分の考えや伝えたいことを論理的に説明ができれば

TOEFLTOEIC、または英検がそれなりのレベルにあると

言う根拠になるので、敢えてそのテストで点数を

見せることはないという真理がある。

 

またその点数がなくとも、少なくとも外資系では

問題なくキャリアパスを進めることはできる。

 

勿論、すらすらとビジネス英語ができた方がいいに

越したことはない。

 

ただわざわざテストを受ける勉強をするんだったら

英会話の方に金をつぎ込んだ方がいいと思う。

 

外国人は、日本人が英語を話せるようになる期間と比較すると

短期間でかなりのレベルまで上手に話せていると思う。

 

恐らく日本語検定を受けている人もいるかもしれないが

そもそも、語学の習得の仕方に大きな違いがあると思う。

 

一番いい英語の習得の仕方

これは、課題満載なので日本では難しいかもしれないけれど

英語以外の教科を英語で教えることが

最も英語の習得が早くなる方法だと思います。

 

英語、数学は全編英語でやるとか

 

現時点で英語を全て英語で教えることは

それなりに外国人の先生もいるので可能ですが

算数や数学を英語で教えられる先生は

いないのでそれが課題でしょうね。

 

あとは、プログラミング言語が必修になったのなら

ITのクラスは全編英語とかにするのもありだと思います

 

民間には、外国人のエンジニアが何人かいるかと思いますが

提携して教えてもらうとか

 

あるいは、英語で数学を教えられる教員を育てる

Subject in a second Languageという学校を作るとか。

 

日本には、もはや英語を話す多くの外国人が

移住してきていると思います。

 

その方たちに、Subjectを英語で教える認定資格を作れば

イマージョンスクールのようなものが増やせるかと。

 

国が動いてくれないと

なかなか達成できないプロジェクトだと思います。

 

そういう世の中になれば

もうわざわざ英語を勉強する必要はなくなります。

 

日本の公用語は日本語

授業と仕事は英語という

バイリンガル国家を作ってもいいと思います。