辞めれば解決できること

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転職できない心理状態

賃金体系の改善を訴えるのも手だけど

転職するのが一番

 

特に引っ越し会社は、多すぎるくらいありますし

もっと言うと引越しに限る必要もありません。

 

私は、転職貴族ですが

その業界は教育、ゲーム、食品、酒類、フィットネス、文具と様々

 

唯一統一感があるのは、セールス&マーケティングという機能

 

転職をしたことがない人は、転職先がないと言います。

転職を何度かしたことのある人は

こんなに募集があったのかと実感します。

 

転職活動自体は無料なので

一歩踏み出して転職をしてみた方がいいと思います。

 

リクルーターは、皆さんが雇われなければお金を貰えないし

貰える金額は、雇われた際の年収の3割とかです。

 

できるリクルーターであれば

できるだけ高い年収のところに収まるように考えるでしょう

 

和文化作った転職=悪

私は、外資系で働いたことが多いですが

一度だけ日系で働きました。

 

白と黒くらい違います。

 

これは、転職活動での反応でも同じです。

 

所謂外資系リクルーターからくる案件で

断られることも多くありますが

敢えて転職回数が多いといわれることはありません。

 

一方で特に日系の上場の大企業は

応募時点で転職回数で引っかかって応募できません

と言われたことは何度もあります。

 

同じ職務経歴書外資系の求人では面接がいくつも入っても

日系は全く入りません。

 

では、日系しか狙えない人が本当に

転職の口がないのでしょうか?

 

私は、米国生活を経て今日本に住んでいますが

大学を卒業したのが2000年で

日本に帰国したのが2013年です。

 

帰国時に日本の高校時代の同級生にあったんですが

その人は、既に私よりも多くの転職を繰り返し

年収も全然多かったです。

 

その人は、日本の会社でしか働いていません。

 

神話を信じないこと

どの国のどんな人でもその国や地域にまつわる神話を信じ続けています。

 

都市伝説というのもその一つかもしれません。

 

そのすべてに共通するのが「聞いた話」と言うことです。

 

まず、聞いたことがあり、他人の身に降りかかったことであっても

自分に起きていないのなら信じないことです。

 

よく100社応募して1社も内定貰えないと鬱になっている人をインタビューする

TV番組がありますが、私は4ヶ月の転職活動の中で150社は応募して

1社も最終通過していません。

 

面接自体は30社くらいありました。

 

転職活動はアメリカで3回、日本で4回ですが

日本に帰って来てからは

転職活動ごとに100社以上は応募しています。

 

100社通過しないで鬱になるなら

私は、今頃死んでいてもおかしくないくらいです。

 

スラムダンクの安斎先生の言葉通り

「諦めた時点で試合終了」なのはその通りです。

 

給料上げてと声を上げるより

給料のいいところへ転職した方が

最速で給料が上がります。

 

通常、転職ごとに100万アップを求めるくらいなら

受け入れられます。

 

考えてみて下さい。

同じ会社にいて昇給で100万上げるのに

何年かかりますか?

 

引越し業界は、価格競争なので

給料が低いのは、会社のせいだけでなく

その業界の性質にあります。

 

私は、現在40後半の年齢で

今まで経験のないテクノロジー、ヘルスケアの業界を

狙って150社程応募しました。

 

食品や飲料も受けましたが

意外や意外テクノロジー企業からの面接も

比較的入りました。

 

その理由は何だと思いますか?

 

神話の逆が心に刺さったからです。

 

神話では、

 

  • 同じ会社で長く働いている
  • 同じ業界で長く働いているので、業界に詳しい

こういう人がすぐに面接に拾われるのは

確かに今でもそうかもしれませんが

 

たばこ会社の求人で

たばこ業界以外の人を探している

というのを見ました。

 

私の今回の面接まで行った経緯も

職歴が幅広いため、幅広い知見を持っているだろう

という期待値のためでした。

 

多くは、最終まで行きませんでしたが

今回は、テクノロジー企業2社しか採集に残りませんでした。

 

経験豊富な、食品飲料FMCGを抑えて

堂々のTop2が未経験の業界で

しかも、現職の給料より100万以上アップの年収です。

 

だから、自分が少しで倫理観を感じない企業だと思えば

別の会社に移るべきです。

 

日本国民は、我慢しすぎます。

 

今回、引越しのサカイの最低賃金が低すぎるとしましょう。

 

でも、その賃金を続けているのは

誰も辞めないからです。

 

会社に天誅を下したいのであれば

それは、給与を上げる交渉を行うよりも

辞めることです。

 

あなたが転職したことで100万年収アップしたと聞けば

辞めずにいる同僚も転職するかもしれません。

 

その同僚が100万アップに成功すれば

別の同僚もそれに続くかもしれません。

 

それでいいと思います。

 

会社は、従業員がいるから続くんです。

 

私も引越しのサカイに見積もりに来てもらったことありますが

感じ悪いです。

 

引越し中も従業員を客の前で

ひどい扱いをしている人もいます。

 

そんな人間しかいられない企業ですよ。

 

そういう人たちは残ります。

そういう人間でないと自分に誓えるなら

そういう人がいる場所にとどまらないことです。

 

所謂、高度経済成長の昭和文化が忘れられない世代

呼び捨てすることを辞められない世代

人前で叱責することを美徳としている世代

残業美学

 

こういう世代は、転職活動をしても

貰ってもらえないので

ひどい文化の中から抜けません。

 

でも、同じ昭和でも

このような文化に迎合できないのであれば

今すぐ抜けましょう。