倒産の危機を教えてくれる経営者

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半数の解雇は吉

イーロン・マスクTwitter買収完了とともに

 

大量解雇を実施したことは

 

悪い話ではないと思っています。

 

解雇の対象になった人は

 

「なぜ、私が…」

 

と思うかもしれないけど

 

倒産当日に知ったら

 

退職金も貰えないわけですから。

 

3年持たないと警告

前職で、売掛金回収のタームが長くて

このままだと3年持たずに倒産すると

オーナーから告げられたことがあります。

 

以来、いわゆる翌月支払いを

意図的に踏み倒す顧客の売掛は

コレクターに回し、それ以外は

翌月に支払いを済ませる流れに

段階的に改善していきました。

 

私が入社したのは

ちょうどその改善時期だったため

入社当初から

顧客のクレーム対応ばかりでした。

 

それはそれで大変でしたが

売掛ビジネスを知ったのはこの時が初めてで

ここまで支払いが遅いのか!

と驚いたものでした。

 

改変時期はストレスなのは当たり前

改変時期に一番大変なのは

営業マンとクレーム対応のサポートです。

 

でもイーロン・マスクの言い分は

もっともなことであることも忘れては

いけないと思います。

 

広告主ありきのビジネスは

不安定です。

 

広告主が突然広告を掲載しなくなることは

常に予測していなければなりません。

 

メディアなんかは、広告主便りの

ビジネスモデルでした。

 

最近は、ようやくサブスクになってきましたね。

 

高くはつくかもしれないですが

1記事だけを読むための

支払いモデルも欲しいなと思いました。

 

サブスクの使い方

以前までは、サブスクというと

言い方こそ異なるものの

携帯やフィットネスジムの契約は、サブスクですよね。

 

でも、縛りのあるものが多かった。

 

最近は、いつでも解約できるので

Netflixは基本的に通年使用していますが

たまにDesney Plusにしかないものとかが

ある場合は、サブスク契約をして

すぐ解約手続きをとり

1月分だけ支払うというやり方で

複数のサブスクと付き合うようにしています。

 

面倒ですが、使用期間を決めて集中的に

見るのが私のやり方です。

 

こどもがアプリで有料サービスが欲しいって時

まずは無料体験期間があるかを確認します。

 

子供は、1日しかやらないことが多いわりに

週単位や月単位の金額が高いものが多いです。

 

そこで体験版を申し込み、すぐ解約申し込みも

してしまいます。

 

例えそうであっても、体験期間分は使えますし

解約手続き忘れも防げます。

 

これがサブスクが増えてきた社会のうまい付き合い方かと思います。

 

Twitterの有料サービス

これもサブスクで広告がなくても

サブスクであれば、企業側は売上予測が

立てやすいです。

 

一方で、広告主体だと売上予測は立てにくいです。

 

Twitterのサブスク費用は、少額ですので

大きな出費にはなりません。

 

ユーザーが多いからこそ実現できる

価格設定だと思います。

 

ニュースのトピックだけでみると

イーロン・マスクは非情に見えます。

 

しかし、買収してまでもTwitterを存続させようとしたのですから

Twitter愛は、創業者よりもあるかもしれません。

 

本来であれば、創業者がやらなければならなかった事を

企業を買い取ってまでやってくれているのです。

 

スティーブ・ジョブズイーロン・マスクは似ていると思います。

 

スティーブ・ジョブズは作ることに特化して

イーロン・マスクは、マネタイズに特化して

共通するのは、やり方は非常に見えるが

ビジネスを成功させている

という点です。

 

スティーブ・ジョブズと一緒に仕事をした人は

大変だったと思います。

 

でも、ストレスを感じながらも

到達した先には、Appleの栄光がありました。

 

イーロン・マスク

あれだけブースター着艦の失敗動画を

オープンにしながら、最終的に

着艦モデルを定着させました。

 

だからこそ、非情なことの向こう側にも

何かを期待できるのではないでしょうか?

 

二人のような共通点がない人が

記事で読んだまま、真似をする経営者が

特に日本では多いと思います。

 

昭和気質が抜けきれない経営者が

在宅が肌に合わず、オフィスベースに戻したいが

大義名分がない。

 

しかし、イーロン・マスクがリモート禁止を

謳ったことことで、これは戻せるチャンス!と

思っている昭和気質の上司は多くいると思います。

 

イーロン・マスクの部下であっても

この決定に不満を持つ人は多くいると思いますが

何も名を残していない上司が同じことをする事とは

まったく別次元の問題かと思います。

 

イーロン・マスク

オフィスベースに戻した時の生産性が高くなるには

どういう仕事や生産が必要かが描かれているから

戻したとしても、比例して生産が生まれると思います

 

しかし、日本の元来の姿のオフィスベースは

生産がないなかで、その時間まで時間をつぶせるには

何をしたらいいかに基づいています。

 

これは、イーロン・マスクのやろうとしていることと

真逆な行為のため、国内企業の多くがオフィスベースに

戻ることに反対をしているわけです。

 

もう、昭和から和暦は2つも新しくなっているわけなので

世代も変わるべきです。

 

上場企業のオーナーは株主なので

株主も声を上げて、世代交代の流れを作って欲しいと思います。

 

今、定年近くの年齢で経営者に疲れている方々は

老害というわけではなく、もう役目は十分果たしたということです。

 

今、経営者の立場になった後

現場時代のころと比較して

考え方が変わっていると思います。

 

もしそれが、今でも会社を成長させるための考え方なら

今でも経営者でいる必要があるかもしれません。

 

しかし、もはや成長を見据えて危険なリスクを冒すよりかは

現状維持の方がまだ安全だ、という考えになっているならば

それは、あなたでなくてもできることですので

若い世代にバトンを渡してあげてください。