高額所得を求めなくなる
高額所得を求めなくなる
以前も所得税に関して少し書いたが、色々な行政からの給付金に関して高額所得者が対象から外れる。
皆額面だけで見すぎじゃないかなと思う。
899万が一番手取りがおおいのかなと思う。
899万までは23％の所得税だから
- 年収800万で手取り616万で月51万
- 年収899万で手取り692万で月57万、800万から月６万増
- 年収900万で手取り603万で月50万、899万から月７万減
- 年収1000万で手取り670万月55万、900万から月5万増、800万から月4万増
- 年収1100万で手取り737万で61万、1000万から月6万増、800万から月10万増
- 年収1199万で手取り803万で66万、1000万から月9万増、800万から月15万増
- 年収1200万で手取り804万で月67万、1100万から月月7万増、800万から月15万
年収1200万になって行政からのサポートが止まるとなると1199万の年収でいることが子育てが必要な世帯には必要だろうということが容易に分かる。
800万の人からすると900万になれば手取りは落ちるし、1000万円でも月4万程しか増えない。となると1100万で手を打ちたいところだ。
しかし、800万の人を雇った雇用者が300万増を与えるとは考えにくい。相当他にないものを持っていない限りは不可能に近いだろう。
であれば、899万の年収であれば、800万より月6万の増になり1000万の年収アップよりも手元には残る計算になる。なので現在800万年収の人は転職する際、890万を希望します、と申しでるべきだろう。その申し出は雇用者からしたら、意外と予算を削減できるいい申し出であることには違いない。890万の年収でどのポジションかは分からないが、この年収の間に出来るだけディレクターレベルまで上がっておいて、次の転職でGMレベルの転職をすることで1500～2000くらいまでは上がるかもしれない。
勿論、この年収の間に、子育ての責任が終わっていれば900を超えても問題は大きくはないだろう。いずれにしても、1200万だから大金が残っていると思っているのは大間違いだ。収入が低い場合もつらいことはあるかもしれないが、様々なサポートを受けられる点で1200万グループと大きく異なるだろう。
1200万グループも残るお金は、住宅ローン、車のローン、固定資産税、自動車税など多くのものが出ていく中で、手元に最終的に残るのは、500万以下年収の人と殆ど変わらないことを知っていて欲しい。
