失礼な面接官

雇用側の勘違い

これは、割合は多くはありませんでしたが

転職活動をしていると必ず出くわします。

 

本日の面接では、生涯受けた面接で

最悪のものでした。

 

まず前置きとして

面接官の中で面接官は候補者より上の立場

という認識で面接される方は

まだ一定数います。

 

リクルーターは色々フィードバックを聞いているかもしれませんが

候補者が1次面接以降の面接を辞退する場合

その会社には、確実に社内の文化に問題があります。

 

3社前の企業では

内定貰った人が、初出社の日に採用辞退をすることが数回ありました。

 

2社前の企業では

1次面接を受けた人が

次々と採用プロセスの辞退をしました。

 

現職では

採用後、1週間以内に新入社員が退職

 

どれも面接に問題がありました。

 

雇われるまでは

上司と部下の関係でもない、人対人で

対等な意見を言い合える立場のはずです。

 

候補者は、転職を希望するくらいなので

今の会社をできることなら早く出たいという

何かしらの理由があるはず

 

また、強く転職を希望していない候補者であれば

尚のこと、強い意見や主張を言える立場だと思います。

 

複数の最終を勝ち残った人であれば

選ぶ優位性も持っています。

 

今日の面接は

まずは若干遅刻して入室してきて

CVは貰っているんだけど

軽く自己紹介をお願いします

と「とりあえず生2つ!」みたいな

感じの面接官多いですよね。

今回も同じ。

しかも、自己紹介中

基本的にこちらを見てない。

ほぼどの面接官も

自己紹介パートはどうでもいいように

見受けられます。

 

ちゃんとした会社だと

会社側から

  • 自己紹介
  • 面接官の背景
  • 今回の採用ポジションに関する説明
  • 採用の背景

を説明してくれた後に

私の経歴に関して質問を始めてくれます。

 

今回は、全く私の職務経歴書には目を通していない

感じでした。

 

今回、それなりに面接の回数をこなしたのですが

多くは、面接中に現職のサイトかアマゾンで商品を

検索するなどしている人は多かったです。

 

あるいは、事前に調べていて、その中のどのブランドで

どんなことをされていたのかという流れが多かったです。

 

今回は、自己紹介で経歴を軽く説明した後

過去の会社で、何をしてきたかを教えてください

とここまでは、他と同じ

 

毎回、若干疑問に思うんだけど

簡単な自己紹介は、基本的に職務経歴書のサマリーに

書いてあるんですよね。

 

だから自己紹介→会社ごとに何をしたかを説明て

幾つか重複しますよね。

 

だから私は

会社で何をしてきたかの話からでいいと思っています。

 

とりあえず軽く自己紹介しての必要性は

全く感じていなくて、自分が面接官でも

そこは聞かないと思います。

 

あと面接は、職務経歴書では分からにことに絞って

私なら聞きます。というのは、最近の面接は

30分が多く、全て聞いていたら時間が無くなるためです。

 

毎回、各企業への転職理由を聞いてくる多数派と

転職理由を聞かず、何をやったかのハイライトを

聞いてくる企業の二つに分かれ

ハイライトを聞いてくる企業には

自分のポテンシャルを全て伝えることができます。

 

逆にこてこての昭和の面接官に聞きたいのですが

過去の転職理由を聞く理由は

長く働いてもらいたいからという理由が多いですが

入社した社員が入社後、長く働きたいと思える

文化になっていますか?

 

また聞いてまともな理由だとして

その人の転職回数が多いときは

何も疑わないのですか?

 

もし転職回数で落とすのであれば

1次面接を設定するだけ

候補者にとっても時間の無駄になります。

 

長く働いて、特筆する経歴がない人と

3年しか働いていないけど表彰されたり

新規事業を幾つか始めていたりの人がいるとして

それでも長く働いてくれるだけの人を雇いますか?

 

今日の面接では、長く働くメンタリティが必要だと思いますと

多くの人が納得するような理由を話していましたが

そのメンタリティで実績が共わなければ

会社にとってリスクでもあると思います。

 

長く働いて継続的に実績を残す人を探しているんだと思いますけど

そういう人であれば、もっといい条件のところに

移ると思うんですよ。

 

何を根拠に、一度入社した人が

長く働いてくれるという自信がわいてくるんでしょうか?

 

昭和の時代はそうだったからというのは根拠にならないですが

実績が欲しいなら、在籍が3年でもビジネスが広がっているなら

まずはいいと思うのと、実績を出しているのに

条件は変わらない会社に、出来る人材が残りたいと思うと思いますか?

 

あるとすれば、それなりに居心地のいい文化やコミュニティがある会社

だと思います。

 

今の時代、従業員は、今まで以上に企業を選んできますよ。

いつまでも長く働いてくれるという幻想を抱かない方がいいと思います。

 

100歩譲って国内企業で、そういう考え方なら

致し方ないと思えるのですが

外資系で長くいたいと思っても

突然切られる環境の中で

長くいたいと思うことのメリットは何ですか?

長くいたいのに切られた相手に

メンタリティがないと言っているのと同じですよ。

 

今回の面接では

私の在職期間が3~4年ごとになっていることを「過ち」と定義して

「ずっと同じ過ちを繰り返しているように見えます」と執拗に責めてきたんですが

そう思うなら、なぜ面接まで設定されたんでしょうか?

 

本人は、レジメから見えないことが多くあるので

それを聞きたいと思って面接してるんですが

というわりに、レジメに書いてあることばかり聞いてきます。

 

どんな理由であれ、気になるのが在職期間と

転職回数であれば、その記述から分からない事実って何ですかね。

期間と回数が問題なら、どんな理由を述べようと意味がないと思います。

 

でも面接官の多くは

この理由を聞くことを面接の仕事をしている人が多く

恐らく今までずっとそう聞いてきたから

そうするべきものと思い込んでいる気がします。

 

候補者も半休とったり有休取ったりして

面接の都合をつけているのを

完全に忘れていて

面接の方が大事なんだから

こちらを優先すると思い込んでいる面接官は

非常に多い気がします。

 

今回は、まだ雇われていないので

候補者であっても、面接官に言われる筋合いのないことを

根掘り葉掘り聞かれて、答える義務も感じませんでした。

 

面接の場なので、何とか大人対応のまま

この面接の場を後にしたいという思いで一杯でしたが

過去の実績とかも何も聞いてこなかったことから考えるに

本当に勘違いをしているCountry Managerだったと思います。

 

挙句の果てに、退職の理由を

「全て会社のせいだと仰ってるわけですか?」

と追い詰めてきて

この圧力から候補者に期待することは一体何なんでしょうか?

 

過去にやったことと同じような結果を

未来に行う傾向が人間科学上あるようで

そういう意味で、Resumeに書かれてある実績の

裏を取るために、実績に対して深堀するならいいプレッシャーだと思いますが

過去の在職期間も同様に未来で起きると考えているなら

尚のこと面接など設定すべきではないです。

 

終始、屈辱感を受ける面接で

逆質問の際に、面接の継続を辞退しました。

 

すると

「あれっ、興味なくなっちゃった?笑」

と笑う始末

 

人をコケにするにもほどがある

 

普通にサイコパス

 

こういう人が会社の長になるんですよね

日本の外資系のスタートアップでは

仕方のないことかもしれないけど

実績を作ってきた人であれば

大きな外資の上の役職についていると思うので

結局、人格者ではない人が残ってしまうんですよね。

 

実際、統計上、経営者、社長にサイコパスはよくいるようです。

 

ある意味、非常にならなければならないのがビジネスの世界では

必要ですからね。

 

でも、こういう日本の雇用状況は

いつの日か変わるときがくるのでしょうか