自信満々のリクルーター

強気なリクルーター→書類選考落ち

転職活動をしてきた中で、大抵お世話になるのが

大手外資系か外資系ファームの中堅どころ。

 

どこも紹介から応募までの煩わしさが簡素化されていて

非常にスムーズに応募までいける。

 

一方で、数うちゃ当たるのものや

不通過だったら連絡がこないとかは普通でもある。

 

その中で、Linkedinから直接連絡してきたリクルーター

外国人の方で、その会社が初めて聞くリクルート会社の場合

あるある、が一つあります。

 

案件も面接へ進む機会も少ないかほぼない

 

丁寧な人の場合は、案件が面接に進まなくても

あまり気にならないんですが

大手外資系ファームのやり方はあまり好きじゃないといわれる方で

自分達は、違うやり方でアプローチすると言ってきます。

 

その時の口調は、一見頼りになりそうな

そんな言い方でもあります。

 

そこでお任せするわけです。

 

その時に、Resumeを一度レビューしたリクルーター

文言を若干修正して提出したいという人もいるので

Wordのものを提出します。

 

紹介してくれた案件は

私の職歴にはない新しい業界。

 

しかし、自信をもって私の経歴なら

話は進むだろうと言うのです。

 

そこで、話の流れで

大手外資のリクルーターさんが

不通過だった時に連絡をくれないという話の流れになるわけです。

 

すると、

「彼らを否定するわけではないけれど

やり方が自分のポリシーに反する」

というような自分の気持ちを伝えてきます。

 

そこの面では共感できる面があるので

では、今回の案件はお任せします

ということで、新しい案件に応募するわけです。

 

ところが、あれだけ自信満々に

明日にでも連絡を貰えるからすぐ連絡します

と明言した割に、なしの礫

 

結果はどうなったのだろうと

こちらからメールで聞いてみると

「すいません、ダメでした。

行けると思ったんですけど...」

と英語で返信あり。

 

レジメをリクルーター側で直した方がいいということで

直した後で不通過。

 

このパターンは非常に多いです。

 

外国人のリクルーターの中では

応募までに丁寧に進めてくれるところが多いので

応募までは信頼おけそうな流れなんですけど

ほぼ面接まで行ったことがないです。

 

前職に就いた時は、聞いたことがない外資系ファームでしたが

非常に謙虚なリクルーター

無事内定まで行くことができましたが

それは稀なケースかもしれません。

 

そういうリクルーター

気を付けましょう、というために書いたのではないのですが

面接が入るか入らないかは

あなたの経歴の素晴らしさより

 

「どういう流れでクライアントにあなたが紹介されたか」

 

によります。

 

長年信頼を置いている人からの紹介であれば

一度会ってみようかなという気持ちにもなります。

 

しかし、クライアントから初めて会うリクルーターから

紹介された場合だと、

クライアントとの関係が出来上がっていないので

CVを注意深く見ずに見送ることも考えられます。

 

これが長年の一緒にやってきているパートナーであれば

CV+そこに載っていないようなポテンシャルも聞くことができます。

 

そういう意味では、聞いたことがないリクルーターからの紹介は

やみくもに応募しない方がいいときもあります。

 

なぜかというとOpenな案件は

恐らくどこの外資系ファームも持っていますから

あなたをよく知っているファームからの方が

面接にたどり着きやすいと思います。

 

この同じケースで

Linkedinから連絡をしてきた外国に在住のリクルーター

経歴的に間違いなく面接には行けるからとのことで

応募したものがあり、1次面接には無事にたどり着けました。

 

しかし、その面接での判断で見送りになったのですが

見送りになった連絡は一切来ませんでした。

 

それ以来、他の案件を引き続き紹介される流れもありません。

恐らく持っている案件が少ないんだと思います。

 

一方で、大手外資リクルート

そこまで丁寧ではないかもしれませんが

一つだめでも別の案件をまたすぐに紹介してくれる

スピード感があります。

 

それもあり、大手外資系ファームは利用を続けています。

 

でも自信満々なら

不通過でも自信満々にフィードバックが欲しいです。

そうすれば、こちらからの信頼を得られます。

 

不通過でなしの礫なら

こちらからの信用も得られないことでしょう。

 

というわけで、いくつか外資系ファームコンサルタントあるある

 

  1. 平均的にいい知らせ以外は連絡来ない
  2. 恐らく彼らのKPIの中に、「候補者と直接話す」というプロセスがあり、そのための1件に使われている
  3. 不採用なら連絡がこない
  4. 実際は応募していなかったという例
  5. 進捗を聞くと、多くのリクルーターが、なぜか決まって「明日彼らのオフィスに行くから聞いてみる」という返答
  6. 紹介された際に突っ込んだ質問をすると、「なんでそんなことが知りたいのか?」と逆切れとも思える反応が返ってくる。

 

いい面のあるある

  1. 案件を沢山持っている
  2. 非公開案件を持っている
  3. マッチングが合えば非常に速く進む
  4. こちらの希望に異議を唱えることは少ない
  5. 丁寧過ぎないところがいい

外資系が国内系がいいというのは人それぞれだと思います。

 

両方使っている私としては

  • 日系は丁寧ですが、スピード感がない
  • こちらの希望に異議も唱えてくる
  • 外資系より上から目線
  • 希望に異論を唱えてくる
  • 失礼な言い方をしてくる人が外資と比較して多い

という経験もしました。

 

失礼な言い方をしてくる国内リクルーターというのは

例えば、現職の年収を伝えると

「それほどの年収が貰える根拠が経歴から見られない」

などの異論を唱え

「希望年収を下げる」ように説得してきます。

 

その机の横に、ベストリクルーターの賞のようなものを貰っている

盾か何かが飾ってありました。

 

クライアントのハードルを下げているんだから

採用されやすいでしょう、そりゃあ

 

という気持ちで一杯でした。

 

私は、ブラックだからやめた企業に

「もう一度入ってみるのも手です」

 

と言われ、嫌なところへ送り込もうと

説得している感じだったので、やんわりと

 

「そういったところには戻りたくないから

エージェントに登録して探しているわけなので

もし、それ以外の企業が紹介できないのであれば

他に沢山のエージェントから案件は貰えているので

そちらで進めることにします。」

 

と伝えました。

 

すると焦ったのか、居直ったように

丁寧な口調になって、こちらが希望した企業に応募しておきます

とだけ言及し、その日は終えました。

 

もともと、そこから案件が進むとも思っていなかったので

面接へ進まなかったことは、全く驚きもなかったです。

 

リクルーターは、成約することしか考えてませんし

候補者はただの玉でしかないので理解できます。

 

しかし、玉がなければ成約はないので

玉を無碍に扱うコンサルタント

その企業だけでしか成長することはないでしょう。

 

自分が転職で嫌な体験をしたところは

その後の転職で一度も使っていないですしね。

 

それが一人の無礼な社員を持つことのリスクですよ。

 

私一人が使わなくなったって

彼らの痛みは小さいですが

候補者だってヘッドハンティングを依頼する側に

なるときだってあるわけです。

 

そういうときには、間違いなく別を当たるでしょう。